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| クレジットカード犯罪について |
クレジットカードのスリや盗難は、電車内や駅のベンチで眠り込んでいるときや、飲食店や理容店、マージャン店で上着やカバンから抜き取られたり、駐車場に停めていた車の中から、カバンに入ったクレジットカードを盗難される手口が増えています。
犯罪は1人ではなく何人かの外国人グループで行っていることが多いそうですが、それぞれ役割分担を決めて組織的に行なっています。1人は盗むもの、別の者はクレジットカードの磁気データを「スキミング」といわれる方法で所有者情報を盗み、また別の者がカードそのものを本物そっくりに作り変え、さらに別の者が利用実行する、という組織的な犯罪が増えています。
また、Eメールを使った詐欺では、クレジットカード会社を名乗り、カード番号や、住所などを巧みな言葉で聞き出したり、ありそうな公的機関を名乗ってごまかし、メールで返信させるなどの方法があります。
クレジットカード会社はこのような方法でカード所有者からは一切聞き出すことは無いそうですので、万が一このようなメールが届いたらすぐにカード会社へ連絡しましょう。
昨年、インターネットを使った詐欺はさらに大掛かりな方法が報道されました。加盟店(利用店)とクレジットカード会社の中間にデータを処理する情報処理会社がありますが、平成17年6月アメリカでは、この情報処理会社のコンピュータへ不正にアクセスされた事件が発覚。数千万人分のカード情報が流失した可能性があると報道され、国内被害も数万人分との報道がありました。
また、下の表は日本クレジット産業が年度ごとにまとめた不正使用被害額の内訳です。
クレジットカード被害額は、4〜5年前をピークにやや減っていますが、それでも年間100億円以上の高水準な被害が発生しています。その中で偽造カードによる被害発生率は平成13年より50%を超えたまま推移しているのが分かります。
| 期 間 |
被害額 |
偽造カード被害率 |
その他被害率 |
| 平成9年 |
188億円 |
6.4% |
93.6% |
| 平成10年 |
216億円 |
13.0% |
87.0% |
| 平成11年 |
271億円 |
33.5% |
66.5% |
| 平成12年 |
308億円 |
45.4% |
54.6% |
| 平成13年 |
275億円 |
53.1% |
46.9% |
| 平成14年 |
291億円 |
56.6% |
43.4% |
| 平成15年 |
271億円 |
60.5% |
39.5% |
| 平成16年 |
186億円 |
56.7% |
43.3% |
| 平成17年 |
150億円 |
55.5% |
44.5% |
クレジットカード所有者は、カード利用の基本に忠実に、カードの扱い方、保管の仕方、毎月の利用明細のチェックを欠かさず行なうことが、被害から逃れカード犯罪の早期発見や撲滅につながることを、改めて認識しておきたいものです。
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